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多くのビジネスが再び休業へ

8月21日から行動制限が強化!
多くのビジネスが休業へ

8月16日(日)から規制緩和段階が最も厳しいPCOR1となり、さまざまな行動が制限されるようになったグアム。今回は3月のロックダウンと異なり、エッセンシャルビジネス(医療関係、食料品・日用品店、銀行、ガソリンスタンド等生活に不可欠なビジネス)以外でも一部営業が可能となり、飲食店や小売店はテイクアウトやカーブサイドピックアップでのみ営業を続けていました。
 

しかし8月20日(木)、一日の新規感染者数が過去最も多い105人が報告され、グアム政府は急遽、8月21日(金)正午から行動制限を強化。エッセンシャルビジネス以外の小売店はすべて休業することを指示。飲食店も店内で商品の受け渡しをするテイクアウトを禁止し、カーブサイドピックアップやデリバリーなど店外で商品の受け渡しをする方法でのみでしか営業ができなくなりました。
 

前回のロックダウンで40日以上も休業し、5月10日の母の日にようやく再オープンしたマイクロネシアモール(Micronesia Mall)。少しずつ賑わいを取り戻していたところへ、飲食店など一部を除き、再び休業へ。
併設するペイレススーパーマーケット(Payless Super Market)側の駐車場には買い物に訪れた人々の車が並びますが、普段と比べるとかなり少ないです。

 

公共の公園やビーチはジョギングや散歩など個人での使用は認められていましたが、こちらも禁止。写真はデデド地区にあるスポーツコンプレックス。ゲートが閉じられています。
 

こちらは日曜日午後のマリン・コア・ドライブ、アッパータモンの辺りです。車の往来は少なく、島民は指示に従い、Stay Home していると思われます。
 

エッセンシャルビジネスである銀行も、バンクオブグアム(Bank of Guam)、バンクオブハワイ(Bank of Hawaii)、ファーストハワイアンバンク(First Hawaiian Bnak)などの主要銀行が8月24日(月)から1週間休業することを発表するなど、厳戒態勢のグアム。それでもまだ新規感染者数は63名(21日)、53名(23日)など高い数値が続いています。
 

多くの島民が新型コロナウイルスの収束を願い、グアム政府の指示に従っています。しかし、一部では行動が制限されることへの反発、地元経済も復興の遅れが指摘されるなど、長引くこの状況に普段は穏やかな島民たちのコロナ疲れやストレスも感じられるようになってきました。
 

マスク着用、ソーシャルディタンス、手洗いや消毒など今一度基本の感染予防策を見直し、収束を願いつつ、withコロナ社会の確立を目指さなければなりません。

2020/08/24 グアム Island Time

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