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キリスト教徒の死者に祈りを捧げる日
オールソウルズデー

日本でお墓参りといえば、正月や命日を除けば盆と彼岸。仏教や神道の考えが元となっていると言われていますが、キリスト教徒の多いグアムではオールソウルズデー(All Souls’ Day)がお墓参りの日。死者の魂に祈りを捧げる日です。
 

オールソウルズデーは毎年11月2日。ハロウィン商品とともに、店にはお墓に飾る花が販売されています。
 

大きなリースや十字架を象ったものなどとっても華やか。
強い直射日光を受ける墓地では生花では日持ちがしないので、供えるのはほとんどが造花ですが、この日ばかりは生花を用意する家族も多くいるようです。
 

こちらはカトリック教徒の墓地。観光客はなかなか見る機会のない場所ですが、美しい緑の芝生が広がる一面に、十字架やマリア像が建てられています。
今年は新型コロナウイルスの感染予防のため、日をずらして同世帯ごとのお墓参りが推奨されています。10月末のハロウィンにはすでに、至るところに美しい花々が供えられていました。
 

先祖や亡くなった家族に祈りを捧げ、ホリデーシーズンをスタートさせる。さて、いよいよグアムにも本格的にホリデーシーズンの到来です。
 

2021/11/02 グアム Island Time

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