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活気溢れるその日まで
チャモロビレッジの今

 

グアムの工芸品やローカルフードなどが楽しめる人気の観光スポットチャモロビレッジ。
毎週水曜日の夕暮れ時には「ウェンズデーナイトマーケット」が開催され、常設店に加えたくさんの屋台が出店し、多くの観光客とローカル客で賑わいます。
しかしこのコロナの影響で今年の3月からビレッジ内の多くの店舗が営業停止を余儀なくされました。
9月25日以降、飲食店は店内での飲食は不可ですが、屋外のテラス席での飲食や持ち帰りでの営業が可能となりました。小売店は店内の最大収容人数の25%までの入場規制のもとで営業再開となりました。
そんな中での現在のチャモロビレッジの様子をお届けします。

 

チャモロビレッジがあるグアムの首都ハガニア(Hagatna)は、裁判所や議会、銀行の本店など多くの政府機関や企業が集まる地域です。
そんな理由からもたくさんの飲食店が点在する場所で、ここチャモロビレッジにもお昼時になるとハガニアで働くビジネスマン達がランチを買いに訪れます。

 

白い壁と赤い瓦が特徴的な常設店ではフードの他にもアイランドウェアやローカルアーティスト手作りのアクセサリーや洋服、アートを販売するお店が並びます。

 

グアムのテイストも取り入れたジャマイカンスタイルのBBQやプレート料理を提供するレストラン、ジャマイカングリル(Jamaican Grill)。島内で3店舗を展開していて、以前から持ち帰り用のメニューも大人気のお店。ここハガニア店には海が望めるテラス席があり、海風に吹かれながらランチを楽しむ人の姿がありました。

 

ビレッジ内中央にあるメインパビリオン。ウェンズデイナイトマーケットでは多くの人がここで食事をし、バンドの生演奏に合わせて地元のダンス名人が自慢のチャチャというサルサと社交ダンスが融合したような楽しげなダンスを踊ります。
現在はソーシャルディスタンスを保って席が配置されていて、食事が出来るようになっていました。

 

チャモロビレッジと言えばBBQ!ブリスケット(Brisket)と呼ばれる肩バラ肉を長時間スモークするこだわりのBBQを販売するアススモークハウス(Asu Smoke House)。脂っこさはなく柔らかなスモークポークBBQはファン多しの人気店。事前に電話で注文をして、お店のそばで受け取るカーブサイドピックアップ(curb side pick up)でオーダーをしている人が多いようです。

 

こちらは長年ウェンズデイナイトマーケットで長蛇の列を作る人気店、クジナンアリ(Kusinan Ari)。アススモークと共に持ち帰り専門店。カーブサイドピックアップでのオーダーも可能ですが、1チョイス、2チョイス、3チョイス形式でおかずが選べるので、来店してオーダーする人が多いようです。店の外には並ぶ際のソーシャルディスタンスを示したテープが貼られていました。
この日選んだのはBBQポークとハニーフライドチキン、文句なしの美味しさでした!

 

チャモロビレッジ周辺にはパセオ球場やグアムで一番大きいマリーナ、アガニアボートベイスンがあります。パセオ球場の周りを一周出来る遊歩道があり、ウォーキングやジョギングを楽しみに多くの人が訪れます。そして夕方にはアガニア湾に沈む美しい夕陽が望めるスポットでもあります。

 

今は営業しているお店も全体の半分にも満たしておらず、ウェンズデイナイトマーケットももう少しの間休業になると思います。たくさんの観光客の方で賑わう元気なチャモロビレッジに戻る日まで、おいしいローカルご飯を買いに行って応援したいです。
 

Information


チャモロビレッジ(Chamorro Village)
営業時間:店舗により異なる
定休日:店舗により異なる
場所:ハガッニャ地区
 

2020/10/27 グアム Island Time

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