HOME アイランドタイム > ハガニアの夜を彩るクリスマスイルミネーション

ハガニアの夜を彩る
クリスマスイルミネーション

以前、案内した2022 ガバナーズ ホリデー ライト フェイスティバル(2022 Governor’s Holiday Light Festival)がハガニア地区のスキナープラザで始まっています。

グアムミュージアムの建物のちょうど裏側にはこちらの白いツリーが輝き、マリンコードライブ側はたくさんの色とりどりのライトが輝きを放っています。
 

輝く円錐型のツリーがいくつも並び、それを背景に子供たちや家族の写真を撮る人も多くいます。
 

ツリーも素敵ですが、頭上に張り巡らされたライトもとっても幻想的で素敵。広い範囲に渡りこのようにライトアップされ、まるで星空の下にいるかのようです。
 

陽が暮れ始めた頃から人が増え始め、思い思いの時間を過ごします。クリスマスイルミネーションとヤシの木、南国のクリスマスを感じさせてくれますね。
 

この日は木曜日。フードトラックナイトの日です。バーベキューからスイーツ、ドリンクまで、スキナープラザを囲むように何十台ものトラックが登場。
 

風も涼しく心地よい時間ですが、冷たいドリンクを買うと少し寒いぐらい。この時期の夜の外出は羽織るものがあってもいいと思います。
 

最後にクリスマスらしい写真を2枚。
まずこちらはイエス・キリストの生誕の様子を再現したディスプレイ。グアムはキリスト教の島。クリスマスシーズンは特に多くの家庭でこのようなディスプレイが飾られます。
 

そしてこちらの女性は誰だかわかりますか?イエス・キリストといえば、こちらは聖母マリア?
 

こちらの銅像については諸説あり、「カマリン婦人」と呼ばれることもあれば、「カマリンの聖母マリア」と呼ばれることも。
発見時も、16世紀のスペイン統治時代、メリッソ村に難破した船から発見された説、1668年にサンビトレス神父によってグアムに持ち込まれた説、メリッソ村の漁師が海岸で発見した説などさまざまです。
 

日本語では「無原罪の聖マリアの祝日」と呼ばれるカトリック教徒にとってはとても大切な祝日である12月8日。グアムではこの日をサンタ・マリアン・カマリンデー(Santa Marian Kamalen Day)と呼び、公立学校や政府機関が休みとなります。
さまざまな説がある中、こちらの像はカトリックの信仰の対象として、島の守護神として大切に崇められているのです。
 

「2022 ガバナーズ ホリデー ライト フェイスティバル」に出かけたら、日本の教会では見られないこちらの像もぜひ見てくださいね。
 

クリスマスへのカウントダウンが始まっています。皆さん、どうぞ素敵なクリスマスを!
 
 

2022/12/19 グアム Island Time

関連タグ