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グアムに来たらトレッキングに挑戦!
目ざすはフォンテダム!

日本でのアウトドアブーム、トレッキングブームにのり、グアムでトレッキングツアーに参加する日本人観光客がこの数年で随分増えてきました。
 

草木が生い茂るジャングルの中は、一般的に知られるグアムの姿とはまったく異なる世界。背丈より高い草をかき分け進むかと思えば、険しい岩山をよじ登ったり、赤土の道を歩いたり。そうして出会うのは自然が創り出した神秘的な洞窟や天然プール。時には数千年もの間、ひっそりと佇み続ける古代遺跡まで。見渡せば360度眼下に広がるのは熱帯植物の山々です。一度体験すると、その雄大な自然の魅力に取りつかれる人も多いはず。
 

今回のトレッキングで目指したのはこちら、グアム島中部に位置するフォンテダム(Fonte Dam)。1910年、アメリカ海軍により建造された人工遺跡ですが、レンガ造りの当時の美しい姿のまま現在まで残り、2014年にはアメリカの指定歴史登録財(National Register of Historic Places)にも登録されています。
 

このダムに向かうトレッキングコースは初心者向けの簡単なコース。道なき道を進んだり、急な坂道はロープを伝って下りたり、時には岩山をよじ登ったりもしますが、元気な子供たちなら問題なし!小学生ぐらいなら気軽に参加することができます。
 

行きはこのような草木に覆われた道を進みます。乾季のシーズンはもう少し草木が少ないかもしれません。山道は多くのハイカーが歩きトレイルになっていて歩きやすいところも。
 

ダムに着き、そのまま川に沿って下っていくと小さな滝つぼに到着。滝つぼの深さは大人でも足がつかないほど。子供がジャンプして飛び込むにはちょうど良く、ひとしきり水遊びを楽しんだ後はここを折り返しポイントに、帰りは違ったコースを進んでいきます。
 

次に目指すは景色のいい山頂。急な山道や岩山を登って上を目指します。
 

そして辿り着いた山頂からの景色がこちら。山々の向こうに見えるのはグアム国際空港の滑走路。思わず「ヤッホー!」と叫びたくなってしまいます。
 

帰りは草原の中を歩きます。風が心地よく、力強く生える草の間に野生の蘭の花を見つける余裕も。
 

そうして、スタートからダムや滝つぼまで30~40分、滝つぼからスタート地点までも30~40分、休憩時間も入れて約3時間ほどのトレッキングは無事終了。
 

生命力あふれる大自然の迫力に気圧され、ダムや滝つぼでたっぷりのマイナスイオンと心地よい水音に癒されたトレッキング。乾季を迎えるこれからはますますトレッキングに適したシーズンです。グアムには数えきれないほどのトレッキングコースがあるので、また次回紹介していきます。
 
 

2021/11/10 グアム Island Time

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