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ビーチはいつでも人々の癒し
コロナ渦のタモンのビーチ

 

多くの観光客で賑わっていたタモン周辺のビーチ。観光客の受け入れがストップしている今、すっかり静かになってしまいました。2度にわたるロックダウンによりビーチへの立ち入りができなくなった時期もありましたが、現在は感染予防の為の幾つかの規制が設けられつつもビーチは開放され、私たちグアムに住んでいる人々の癒しの場所となっています。

 

タモン周辺のビーチは、ホテルからアクセス出来るビーチと、ビーチパークと称されるパブリックビーチがあります。ビーチパークは2つあり、シュノーケルスポットとして観光客にも人気の高い、ガバナー ジョセフ フローレス ビーチ パーク(Govenor Joseph Flores Beach Park)通称イパオビーチパーク(Ipao Beach Park)と、ホリデー リゾート&スパ グアム(Holiday Resort&Spa Guam)の裏手海側に位置するマタパンビーチパーク(Matapang Beach Park)があります。両ビーチパークには駐車場、シャワー、トイレ、そしてBBQができる施設があり、週末には多くのローカルの人で賑わう場所です。

 

現在ビーチの利用は、多人数での集まりは禁止されており、同世帯家族のみで、そしてウォーキング、ジョギング、スイミングなどのエクササイズだけのためにと制限されています。
写真は現在二つの公園入り口に設置されているチェックポイント。ここではビーチに行く目的を尋ねられ、BBQは禁止されていること、アルコールの飲酒は出来ないことを伝えられました。
チェックポイントにいるのはイエローのシャツの背中に「PATROL」と書かれたユ二フォームを着ているセイフティーオフィサー。昼間の時間帯、タモンのビーチや街の安全を守る為パトロールしています。何かあれば観光客の方もローカルも気軽に声をかけられる存在です。

 

写真はイパオビーチパーク。夕方涼しくなると多くの人が歩きに、走りに、泳ぎに訪れます。訪れた平日の日中は散歩を楽しむ人が少しいたくらいで、静かな時間が流れていました。
トイレは現在感染予防の為に閉鎖されていましたが、シャワーは使用可能になっています。

 

こちらはもう一つの公園、マタパンビーチパーク。こちらでも同じようにチェックポイントが設けられ、ビーチに行く目的を尋ねられます。

 

マタパンビーチパークは今年の夏いくつかの企業の協賛により、パビリオンの修復工事やペンキの塗り替えなどのリノベーションが行われました。公園自体は大きくありませんが、イパオビーチパーク同様ライフガードがいるビーチです。海の状態を知らせるビーチワーニングフラッグ(警告旗)が立っているので、遊泳をする人の安全の目安になります。

 

犬の散歩をする人、犬と一緒に遊泳を楽しむ人も多く見られます。

 

写真はデュシタニ グアム リゾート(Dusit Thani Guam Resort)やグアム リーフ ホテル(Guam Reef Hotel)が建ち並ぶビーチエリア。
ビーチを見渡すとビーチバレーを楽しむ人、砂遊びを楽しむ子供たち、一人で来て海を眺めつつ読書をする人など、大人数で集まっている姿はなく、ファミリー単位で訪れている人が多かったように思います。

 

タモン周辺の海は遠浅で波もほぼ無く穏やかなことから、スタンドアップパドルボードを楽しむ人もたくさんいます。

 
 

観光客の人がいないタモンのビーチは活気が失われ、ビーチに訪れる人も皆んな寂しさを感じていることでしょう。
でもグアムの海は変わらず綺麗で、このコロナ渦グアムの人々の心を存分に癒してくれています。観光客の方がグアムに帰って来られるその日まで、美しい自然に感謝をし、一人ひとりがビーチを綺麗に保つ努力をしていかないといけないなと思いました。
 

2020/11/04 グアム Island Time

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