グアムのコロナ感染状況について
久しぶりに新型コロナウィルスの感染状況について。
新型コロナウィルスの新規感染者の増加やオミクロン株の新たな変異株が日本でもニュースになっていますが、グアムでも少しずつその数は増えてきています。
5月3日以降、マスク着用義務はなくなりましたが、多くの人が引き続き着用しており、感染リスクの軽減に努めてきました。しかし、さまざまなイベントが開催されるようになり、多くの人が集うようになると少しずつ感染者が増加。先週は毎日100名以上の新規感染者が確認され、重傷者数、入院患者数も増加しています。
グアム政府はマスク着用、ソーシャルディスタンスの確保等の規制の再開を予定してはいませんが、屋内でのマスク着用を強く推奨。さらに先週には、12歳以上で体重が88ポンド(約40kg)以上の軽度から中等度の患者を対象にした、モノクローナル抗体治療センター(Monoclonal Antibody Treatment Center)がハガニア地区のパセオスタジアムにオープン。警戒感を強めています。
気になるのは観光業への影響。
現在、日本からグアムに旅行する際には必要なのはワクチン接種証明のみですが、日本帰国時にはPCR検査の陰性証明書が必要です。グアム旅行の敷居を高くしているこの証明書、現在の様子ではまだまだ続きそうです。
また、グアム観光業の2大マーケットのもうひとつ、韓国でも感染者が増加。先週から水際対策が厳しくなり、入国後1日以内のPCR検査が必要になりました。もちろん、その検査の陰性証明が出るまでは自宅や宿泊施設で待機する必要があります。
少しずつ観光客が増えてきているグアム。この夏、日本からも韓国からもたくさんの飛行機がグアムにやってきます。たくさんの観光客を乗せてきてくれますように。