イパオビーチパークの大改修計画!
先月からグアムの人たちの間で話題となっているのがガバナー ジョセフ フローレス メモリアルパーク(Governor Joseph Flores Memorial Park)通称イパオビーチパーク (Ypao Beach Park)について。
先月6月初旬、グアム政府観光局は今後3年をかけて、イパオビーチパークをチャモロ文化などを体験できる参加型観光スポット「タノ イ ファマウグオン(Tåno I Famagu’on — land of the children —)」として大改修すると発表しました。
イパオビーチパークといえばイパオビーチ沿いにある緑豊かな芝生の広場。普段は子供たちが走り回って遊んだり、休日にはファミリーや友達が集まってBBQを楽しんだりパーティーを開いたり、時には大きなイベント会場となることもある、ローカルの人にとっては憩いの場所、リラックスして寛げる場所です。
観光客にとっても広く美しい芝生の広場は開放的で南国らしいスポットですが、3年後にはここにいくつかの建物やパビリオンが建設されるとのこと。
グアムの人たちの間には賛否両論あるようで、さまざまな意見が各メディア上で交わされています。あれほど広く美しいビーチ沿いの公園は他にないので、人々の憩いの場としてそのまま残してほしいという思いと、だからこそより多くの人が集まる魅力あるアトラクションがほしいという思いと、さまざま。
島民の声に耳を傾けながら、今後さらに詳しい内容が発表されていくでしょう。
グアムの観光業は徐々に復活してきてはいるものの、世界に目を向けると戦争に食糧飢饉、エネルギー問題に自然災害、決して安泰ではない世の中で、大きなお金が動くこの大改修。観光客にとって、島民にとって必ず有益なものとなるよう願うばかりです。