今日7月4日はアメリカ合衆国の独立記念日
今日7月4日はアメリカ合衆国の独立記念日。英語では「Independence Day(インディペンデンス デー)」や「July Forth(ジュライ フォース)」などと呼ばれるアメリカの祝日です。
グアムもアメリカの一部。今日は少しアメリカの歴史を勉強していきましょう!
アメリカが独立したのは1776年。イギリスに統治されていた13の植民地が解放され、アメリカ合衆国という新たな国家の独立を宣言したのが1776年7月4日なのです。
それまでのアメリカはというと、1492年の大航海時代に探検家・航海家であるクリストファー・コロンブス(Christopher Columbus)によって「発見」され、その後、ヨーロッパ諸国のアメリカ大陸の植民地化が始まります。
ちなみに北アメリカ大陸の先住民をアメリカン・インディアン、またはインディアンと呼ぶことがありますが、それはコロンブスがアメリカを発見した時、そこがインドだと勘違いしたことからそう呼ばれるようになったと言われています。現在はネイティブ・アメリカン(Native American)と呼ぶのが一般的になっています。
コロンブスによる「新大陸発見」の後、スペイン、イギリス、フランス、オランダなどの国々から移民が押し寄せ、300年近くに渡るイギリスをメインとしたヨーロッパ諸国による植民地時代を経て、1775年にアメリカ独立戦争が勃発。翌年の独立宣言につながるのです。
アメリカ独立戦争は独立宣言後も続き、開戦から8年後の1783年、アメリカとイギリスの間でパリ条約が締結され戦争は終結。イギリスがアメリカ合衆国の独立を承認し、アメリカ合衆国の歴史が始まります。
アメリカ合衆国の初代大統領は、以前、プレジデントデー(President’s Day)の説明で紹介したジョージ・ワシントン(George Washington)。アメリカ合衆国建国の父の1人とも言われています。
さて、アメリカ合衆国の国旗、星条旗が制定されたのは1777年6月14日。白は純真さと潔白、赤は大胆さと勇気、青は警戒と忍耐と正義を表しているそうです。独立当初の13州を表した赤白交互の13本のストライプ、アメリカ合衆国の50州を表す青色の地にある白色の星がおなじみの星条旗ですが、独立当初の13しか州がない時には上写真のような、13個の星で円を描くようにデザインされていたそうです。
グアムはアメリカ合衆国の準州なので星条旗の星には入っていませんが、今夜はアメリカ海軍MWR(福利厚生事業局)による花火が打ち上げられるなどお祝いムードに包まれます。