ペイレススーパーマーケットでレジ袋廃止
ショッピングバッグを忘れず持参!
数年前から世界的にプラスチック製品の使用を控える動きがありますが、グアムでも昨年から使い捨てプラスチックバッグ、日本で言うレジ袋の使用が禁止されています(一部業種は除く)。
アメリカの大手百貨店メイシーズ(Macy’s)や人気アウトレットショップ、ロス ドレス フォー レス(ROSS Dress For Less)では紙袋、ABCストアでは不織布バッグに切り替わり、購入点数が少なければバッグに入れてくれない時も。ですから、出かける時は個人でショッピングバッグを持参することが当たり前になってきました。
グアムで使い捨てプラスチックバッグ(レジ袋)使用削減の先駆けといえばペイレススーパーマーケット(Payless Supermarket)。ペイレスでは2008年から生物分解性のあるプラスチック袋や紙袋を使用し、個人のショッピングバッグ利用を推奨してきました。
そして、店の袋をまったく使用しない「ミッション ゼロ バッグ(Mission Zero Bag)」の日を週に1〜2回設けるなど、環境問題に取り組むと共に、人々の意識改革にも大きく貢献。
昨年は感染予防の観点から個人のショッピングバッグ利用を禁止した時期もありましたが、再開されるとこちらのポスターを掲示。ショッピングバッグを清潔に保つことを呼びかけ、感染予防に努めていました。
そして、今年2022年1月1日からは生物分解性のあるプラスチック袋も廃止となりました。紙袋はまだ使用されていますが、基本は個人のショッピングバッグ利用。一番上の写真にあるように、店内にはグアムデザインやペイレスオリジナルデザインのショッピングバッグが販売されています。
コーヒーショップなどでは木製のフォークやスプーン、紙製のストローが増え、飲食店では持ち帰り用容器が生物分解性のあるプラスチックになるなど、数年前とは比べ物にならないほど大きく変化してきました。
今後もこの動きは大きくなっていくと思われます。ペイレスの「プラスチック袋廃止」のポスターを見て、例え小さなことでも日常生活でできることがあれば努力していきたいと改めて考えさせられました。私たちの住む地球が、多様な生物の住処である海がいつまでも美しくあり続けるために。