>　日本人にとっては謎のお菓子！でもグアムの人は大好きなリヒン！

日本人にとっては謎のお菓子！
でもグアムの人は大好きなリヒン！

今回紹介するのは日本人にとっては謎のお菓子、リヒン（Li Hing）。スーパーや村の中の個人商店でも売られている、ローカルの人にとってはお馴染みのお菓子です。
 

こちらはペイレススーパーマーケット（Payless Supermarket）のお菓子売り場に並ぶリヒン各種。ウォーターメロン、パイナップル、マンゴーなどのリヒンが並んでいます。
 

その中にリヒンパウダー（Li Hing Powder）というものがあるのですが、このパウダーを各種フルーツにまぶしたものが販売されているのです。
 

では、そのリヒンパウダーって一体何？？？
 

リヒンパウダーとは塩、砂糖、リコリス（甘草の一種）を混ぜ合わせた粉末状のもので、味は甘しょっぱい＆酸っぱい感じ。ペロッと舐めると一瞬、口をすぼめて目をきつく閉じてしまいますが、その後すぐに甘さがやって来て、なんだかとっても不思議な味。
 

さまざまなリヒン味の商品が販売されていますが、元々は一番上の写真にあるリヒン・ムイ（Li Hing Mui）という、乾燥プラム（梅干し）にリヒンパウダーをまぶしたものがオリジナル。いろいろ種類はありますが、「やっぱりリヒン・ムイが一番好き！」という人も多いようです。
 

こちらはジンジャー（生姜）にグミベアーまで。
 

ところでこのお菓子、発祥は中国。そして中国人がサトウキビ・プランテーションの労働力としてハワイに渡り、今ではハワイを代表するお菓子になっています。「Aloha」と書かれている上の写真の商品はハワイのメーカーですが、ハワイだけでなくたくさんのメーカーから発売されています。
 

そうしてグアムにも根付いたリヒン。
こちらはアサイボウルでお馴染みのマイティーパープル（Mighty Purple）のリヒンカップ。マンゴー、パイナップル、アップルが入っていて、これが結構イケる！甘しょっぱい＆酸っぱい感じがこれらのフルーツにぴったり。冷たくひえていて暑さで疲れた体にも良さそうです。
 

そしてリヒングミも。なかなか説明し難い複雑で不思議な味ですが、話のネタにはいいかも。
 

初めは少し勇気がいるかもしれませんが、値段も手頃なのでまずは挑戦！気に入ったらぜひリヒンパウダーをたくさん買って帰ってくださいね。
 

2023/10/25 グアム Island Time

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