チャモロダンスグループが
フォークロアイベントに参加!
グアムから遠く離れた東ヨーロッパ、ポーランドで毎年夏、世界各地の民俗 (古くから民間に伝承してきた風俗や習慣) を紹介するイベントが開催されています。今年は新型コロナウイルスの影響によりバーチャルでの開催となりましたが、グアムを代表してチャモロダンスグループ「グマ イ マニェル (Guma’ I Mañe’lu) 」が参加。素晴らしい躍りを世界に発信しました。
イベント名はポーランド語で「2020 スウィアト ポッド キツェラ フォークロア フェスティバル ( 2020 Swiat Pod Kyczera Folklore Festival ) 」 。英語では「World Under Kyczera 23rd International Folk Festival (ワールド アンダーキツェラ 第23回 インターナショナル フォークフェスティバル) 」。
トルコ、ケニア、ブルガリア、インド、コロンビア、スロバキア、メキシコなど世界各国が参加し、その地に伝わる伝統文化を披露しています。
「グマ イ マニェル」は特に若い世代に向けてチャモロ文化の認知を目的に活動するグループ。最年少メンバーの4歳の子供も一緒に日々、チャモロダンス、チャモロ語による詠唱などを練習し、イベントなどでパフォーマンスをしています。
今回は現地ポーランドで踊ることを目標に練習を重ねてきましたが、残念ながらビデオ参加。それでも、チャモロダンスグループ「イネトン ゲフパゴ (Inetnon Gefpågo) 」のヴィンス•レイジャス (Vince Reyes) 、フウナ•サンズ (Fu’una Sanz) からの協力もあり、グアムの美しい自然や遺されたチャモロ文化の素晴らしさは十分に伝わってくる作品に仕上がっています。
こちら でその作品をお楽しみください。
7月1日から日本からの来島者には検疫なしでの入国を可能とし観光業の再開を目ざしてきたグアムですが、残念ながらグアム内での感染者の増加により延期となりました。また25名以上の集まりは引き続き禁止され、イベントのほとんどが中止、延期、またはバーチャルでの開催となっています。
多くの観光客の方たちにグアムの文化、自然、温かいホスピタリティーを体験してもらうにはまだ時間がかかりそうですが、今は我慢の時。日本の皆さんには引き続きアイランドタイムでグアムの情報をお届けしていきます。