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37THアイランドフェア ダイジェスト

6月7日(土)と8日(日)の2日間、第37回グアム・ミクロネシア アイランドフェアが開催されました。あいにくの雨に見舞われ、会場では傘をさしながらライブミュージックを楽しむ来場者の姿も見られましたが、例年よりビジターが少なく残念な週末となりました。

 

しかしながらアイランドフェアの目玉であるグアムとミクロネシアの8つの国々の文化や伝統工芸品を体験しようという人そして雨宿りをする人々で賑わいをみせていました。

 

ブースに並べられていたのは貝殻で作られたアクセサリーやラッテストーン、ヤシの木そしてグアムのシールをモチーフにしたステンドグラスや宝箱など全てが心を込めて作られたハンドメイド作品ばかり。どれも素朴で温かみがあり、訪れる人々を魅了していました。

 

グアムの豊かな自然からインスピレーションを得て石、ガラス、流木、コルクといった素材を再利用し、環境に優しいユニークな作品を制作されてるクリエイティブブエナジーグアム(Creative Energy Guam)これらの素材はグアムのビーチや森で採取されたもので、それぞれが持つ形や色、質感を活かし一つとして同じものがない作品です。ひとつひとつにメッセージが込められているので、お気に入りを見つけてお部屋に飾りたい!

 

特に人だかりしていたブースがブレード・バイ・クランク(Blades By Crank)という刃物のブースで、クリエイターはサイパン、グアム、マリアナ諸島を代表するプロファイターとして総合格闘技で活躍されていたフランク “ザ・クランク ”カマチョ(Frank “The Crank” Camacho)さん。カマチョさんは、UFCで培った規律と労働倫理をブレードデザインのあらゆる面に注ぎ込み、高級で高品質なナイフをシェフや愛好家のためにデザインされています。彼のナイフは単なる道具ではなく、プロフェッショナルの厳しい要求に応えるための精密な芸術品と言えるでしょう。日本の包丁とは一線を画す、アートの要素がふんだんに盛り込まれたデザインのナイフも展示されていました。

カマチョブランドのミニチュア版、こんなかわいいミニナイフも!見た目は小さくても、ナイフの品質は伊達ではありません、本当に切れるのでご注意。カバーも付いていました。

 

イベント会場には、子供たちが大喜びするカラバオライドやミニ遊園地も設置されていましたが、残念ながらこの日は雨のためどちらも休止中。特にカラバオライドは、いつもならたくさんの子供たちが列を作って待っている人気のアトラクションなので休止は本当に残念でした。

せっかくのイベントも天候に恵まれないと多くの計画が狂ってしまいますが、そんな雨の中でも音楽に合わせて傘をさしながらダンスする方々やテントの中でヤシの葉や貝を使ってアクセサリーを手作りするデモンストレーションなど、雨にも負けずに楽しむ光景は参加者のポジティブな姿勢が強く感じられました。来年のイベントに向けて、この経験を活かした雨対策の工夫が重要になりそうですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

<INFORMATION>


第37回グアム・ミクロネシア アイランドフェア

(37th Guam Micronesia Island Fair)

毎年6月開催

場所:イパオビーチパーク(Governor Joseph Flores Memorial Park)

 

 

2025/06/21 グアム Island Time

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