3年ぶりのリバレーションパレードが開催されました!
先週木曜日、7月21日はグアム解放記念日。英語でリバレーションデー(Liberation Day)と呼ばれる祝日でした。コロナにより2年連続で中止となっていたこの日恒例の行事、リバレーションパレードが今年は3年ぶりに復活。大雨、小雨に見舞われながらも盛大に催されました。
1944年7月21日にアメリカ軍が旧日本軍からグアムを奪還したとして、パレードに参加するのはアメリカ軍や軍関係団体。そして各村役場、企業、さまざまな団体がアデラップにあるグアム政府庁舎からチャモロビレッジまでの道のりを行進します。
午前11時頃に始まり、終わるのは午後4時頃。沿道でパレードを見学する人の中には早朝からタープを張り、料理を準備して、グアムの夏の一大イベントとしてこの日を迎えた人もたくさんいます。そして、次から次へとやってくるフロート(山車)を見学。おしゃべりに花を咲かせます。
パレードの見どころはさまざまにデコレーションされたフロート。植物やトロピカルフルーツで華やかにデコレーションしたものが多く、グアムらしさが満載。
そして、フロートの上で歌う人、踊る人、バーベキューを焼く人など、これもとってもグアムらしい!
子供たちのお楽しみはフロートから撒かれるキャンディーを拾い集めること。
そして太っ腹な企業からは無料クーポンやうちわ、ウォーターボトルなどの配布も。子供たちが集めてくるパレード戦利品は多数!
チャモロビレッジ前に設けられ、グアム準州知事、副知事、軍関係者などが座るメインステージでは各フロートからパフォーマンスなどが行われ、盛り上がりました。
朝からあいにくの天気でしたが、島民の盛り上がりに気圧されたのか、パレード終盤には日が差し始め、車上からホースで放水されたミストシャワーはとっても気持ちよかった!
3年ぶりの開催となったリバレーションパレード。パレードに参加した人たち、沿道に集まった人たちの笑顔を見ていると、このイベントが途切れることなく、毎年無事に開催される平和な世の中でありますようにと願ってしまいました。