チャモロマンスを祝うフィナーレイベント
新型コロナウィルスによる規制の緩和や観光業復活への期待が高まる中、迎えた3月31日、チャモロマンスの最終日。少し前になりますが、多くの人が集まり楽しんだチャモロマンスのフィナーレの様子を紹介します。
この日はハガニア地区にあるグアムミュージアム(Guam Museum)やスキナープラザ(Skinner Plaza)で、チャモロ文化のワークショップやアート&クラフトの展示販売などが行われました。夕刻にはグアム準州知事、ハガニアのメイヤーなどのスピーチもあり、チャモロ文化を祝うとともに、2年ぶりに開催されたさまざまなチャモロマンスのイベントを喜びあいました。
メイン会場となったスキナープラザには、夕刻にはショップがオープンし、アーティストによる作品が販売されました。シナヒと呼ばれる三日月型をしたチャモロ伝統のネックレスをはじめ、貝で作られたものはグアムの人に人気。見ていると、$100以上するものでも次々と売れていきます。
3月31日は木曜日。木曜日のスキナープラザといえばフードトラックです!
もちろん、この日もたくさんのトラックが集結し、チャモロマンスイベントと重なってかなり多くの人出がありました。BBQのトラックはどれも長蛇の列。
芝生エリアには椅子や敷き物持参の家族やグループがたくさんいて、その周りを子供たちが元気に走りまわります。夕方からは涼しくなってくるこの時期、とても気持ちいい開放的な時間。まだまだコロナ禍であることを忘れてしまいそうです。
夜になると、人々はステージで演奏されるグアム テリトリアル バンド(Guam Territorial Band)の音楽を聴きながら食事を楽しみ、その後はチャモロダンスを鑑賞。
隣のスペイン広場(Plaza de Espana)にも多くの人が集まっていました。
パビリオンではローカルミュージシャンが歌い、その周囲をさまざまなショップが囲みました。こちらは若い人たちが立ち上げたアクセサリーブランドや、最近登場したとってもエコなテーブルウェアブランドなど、コロナ前には見なかったショップ、アイテムが多数登場。
平日にも関わらず、多くの人で盛り上がったチャモロマンス最終日。受け継がれるチャモロの文化とグアムの自然、そしてすぐ目の前にまでやって来たコロナとの共存時代の到来。グアムの新しい魅力を再発見しに、ぜひグアムに遊びに来てくださいね!