グアムを散策：南部編

日本から飛行機で約3時間半の南国グアムは美しいビーチや温暖な気候が人気のリゾートアイランドですが、その南部地域には、古代からのチャモロ人の暮らしを偲ばせる風景やスペイン統治時代の面影を残す建造物などが数多く残っていて、グアムの自然や文化、歴史に触れることのできる魅力的なエリアとなっています。

ホテルロードから車でルート４を走ること約30分、人気のレストランJeeff’s Pirates Cove（ジェフパイレーツコープ）をご存じの方も多いでしょう。ここからが南部の入り口、さらに南へ進んでいくと美しいビーチや自然豊かなスポットが点在しています。

 

ジェフパイレーツコープを過ぎ道なりに進むとFIRST BEACH（ファーストビーチ）という地元民が週末に集う小さなビーチがあります。キラキラと光る波間が輝き、心地よい潮風が吹く癒やしの空間です。

 

イナラハン天然プールへ向かうドライブ中、ふと目に留まるのがグアムでは珍しいドイツ料理レストランMc Kraut’s（マッククラウツ）です。週末は地元の人々で賑わっていますが、平日は落ち着いた雰囲気の中でゆっくりと食事を楽しめます。

 

こちらではパリパリのソーセージBratwurst（ブラートヴルスト）が看板メニュー。このソーセージをこのソーセージを目当てに、わざわざ足を運ぶ人もいるそうです。他にも週替わりのスペシャルメニューもあるので南部散策の合間にランチはここでするのもおすすめです。

 

お腹を満たした後は、車で約6分ほどのイナラハン天然プールへ。I ♡INARAHAN GUAMのモニュメントや公共トイレがあるのも嬉しいポイントです。

 

老朽化が進んでいた飛び込み台やフェンスなどが、2023年に大規模な改修工事を経てより安心して楽しめるスポットとして生まれ変わっています。

 

イナラハン天然プールを後に道なりに進むとチーフガダオの記念碑やバプティスト教会跡などが現れます。チャモロ文化とスペインの歴史の両方が色濃く残っているる魅力にあふれた場所です。

 

もう一つ、イナラハン村に新たなシンボルが誕生しました。一昨年前に建てられた巨大な酋長ガダオの黄金像は肩に大きな魚を担ぎ、もう一方の手に槍を携え村を見守るように堂々と立っています。新たな観光名所としてフォトスポットとなっています。

この他にもクマの形をしたベアーズロックやソレダット砦、マゼラン上陸の記念碑などグアム南部には見逃せないスポットが点在しています。美しい海岸線や 自然を楽しめる場所でもあり車を利用すれば半日あればスムーズに回ることもできるので、ぜひこのエリアを旅行のプランに組み込んでみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

＜INFORMATION＞

＊公共の交通機関はございません。

 

 

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