台風マーワー後のわが家の1週間その①
台風後の生活は庭掃除からスタート
日本のニュースでも報道されたようにグアムに甚大な被害をもたらした台風マーワー(Mawar)。台風が過ぎ去った後の1週間のわが家の暮らしを綴ります。
5月25日(木)朝、まだ強い雨風が残る中、外へ出てみると景色は一変していました。木という木がすべてなぎ倒され、大きな枝が散乱した庭。かろうじて倒れず残った木も葉がすべて吹き飛び、見渡すと葉のない枯れ木のような木がまばらにあるだけという状態。
庭に出てみると、金属製のトタン板を木材で補強したティンルーフ(Tin Roof)と呼ばれる隣家の屋根を発見。そしてその横にはそれが直撃したと思われる、見事に凹んだわが家の車が…。
台風一過の暮らしはこの庭掃除からスタート。この日は朝から至るところでチェーンソーの音が響いていました。わが家でも2台のチェーンソーが活躍。わが家のティンルーフを破壊した巨木を撤去。隣家のティンルーフを解体して撤去。散乱した倒木、枝、葉を片付けて元の庭に戻すのに丸2日。
ちなみに裏庭は1週間が経過した時点で片付けはまだ半分。隣のジャングルの木が倒れてわが家のフェンスに覆いかぶさり、再びチェーンソー登場か。でもその気力がなく放置…。
島の多くで断水、停電に見舞われましたが、わが家は停電のみ。水が出るだけでも本当にありがたい。庭掃除をした後に手を洗うことができ、夜は温かくなくてもシャワーを浴びることができる。トイレも使える。手洗いでも洗濯ができる。カセットコンロで料理することができ、使ったお皿を洗うことができる。
断水したファミリーにシャワーを貸し、水を提供し、助け合いながらの生活。
グアムの人は今までにも同様の台風被害を経験しており、必要以上に悲観的にならず、ファミリーや隣近所で助け合い、支え合うことが普通にできる。こんな状況でも「なんとかなるか」と思わせてくれるのがグアム。
台風マーワー後のわが家の1週間の暮らし、次回に続く。