コロナ感染状況とワクチン接種について
新型コロナウイルスの感染拡大が始まった2020年3月から早1年半。
一時はエッセンシャルビジネス(病院や食料品店など生活に不可欠なビジネス)以外のすべてのビジネスが休業、人々は外出禁止となるなど、まったく先の見えない状況となりました。
そのロックダウンが功を奏してか、その後は感染率が減少し、厳しい規制も徐々に解除され、コロナ前と同じような落ち着いた暮らしが戻りつつありました。
現在は多くの島民がワクチン接種を終えていますが、7月後半からデルタ株によると思われる急速な感染拡大により、再び厳しい規制が始まっています。
先月から学校は新学期を迎え、ほとんどの子供たちが学校生活を始めましたが、8月30日(月)から一時休校、またはオンライン授業に逆戻りです。
感染状況(8月31日時点)、ワクチン接種(8月19日時点)については以下の通りです。
■感染者数累計:10,559人
■死者数累計:149人
■新型コロナウイルス エリア リスク スコア(Covid Area Risk Score) :43.8
■ワクチン接種完了数:106,490人
※ワクチン対象者は12歳以上
現在、施行されている主な規制緩和は以下の通りです。
■集会人数の制限
・ワクチン接種を終えている人は屋内では10人まで、屋外では25人まで
・ワクチン接種を終えていない人は同世帯以外の人との集会は禁止
■以下の場所での1回以上のワクチン証明の提示
(12歳1か月以上の年齢が対象)
・飲食店内での飲食
・ショッピングセンターのフードコート
・映画館
・フィットネスジム
・ボーリング場
・競技者同士の接触がある団体スポーツ
・コンサートなど
2歳以上の全員を対象に、屋外屋内に関わらずマスクの着用を求められています。
グアム政府が設定した4段階の復興ガイドラインPCOR(Pandemic Condition Of Readiness)は引き続きPCOR3。
公衆衛生緊急事態宣言(Public Health Emergency)は9月29日(水)まで延長されています。
急速な感染拡大に再び強い感染対策に乗り出したグアム。島民の多くがワクチン接種を終えているとはいうものの、まだまだコロナとの戦いは続くようです。