












4月10日に台風シンラコウ(Sinlaku)が発生し開催が心配された今年の春祭りですが、翌11日には無事にイパオビーチパークにて予定通り行われました。「繋ぐ」をテーマに日本とグアムの文化や伝統、そして長年の友好関係を祝うこの祭りは、今では年間3万人以上が訪れる人気イベントとなり、グアム最大の日本文化祭として定着しています。午後3時の開園を待たずに多くの人が集まり会場はすでににぎわいを見せていました。

こちらのお神輿は、日本の祭り文化を伝えるボランティアグループ「好祭会(こうさいかい)」によるもの。イベントでは力強いお神輿担ぎで会場を盛り上げグアムでは珍しいためローカルの方々が写真を撮る人気スポットになっていました。お神輿は神さまの乗り物とされ福を届けるために担がれるもの。揺らしたり掛け声をかけるのは神さまに元気を伝えるためと言われています。鳥居は神さまの入口の印で、「ここに神さまがいます」というサイン。意味を知ると、さらに興味が湧きますね。

オープニングは迫力満点の和太鼓パフォーマンス。力強いリズムが会場中に響き渡り、一気にお祭りムードが高まりました。

35以上のブースが立ち並ぶ会場では、やきとりや焼きそばなど日本の祭りグルメはもちろん、BBQリブやケラグエンといったグアムの味も楽しめます。食べ歩きを目的に訪れる人も多く、どこも長い列ができていました。

金魚すくいとスーパーボールすくいは、お祭りのワクワクを一気に高めてくれる定番アトラクション。ローカルの皆さんも夢中になって挑戦していて、すくい上げるたびに歓声や笑顔が広がり会場はとても盛り上がっていました。


ひときわ盛り上がっていたのが、50代から80代の皆さんによるダンスパフォーマンス!胸についた番号はなんと年齢でBTSの「Dynamite」などアップテンポな曲に合わせてキレのあるダンスを披露。シニア世代とは思えないパワフルな動きに会場からは驚きと歓声が上がっていて、見ている人に元気を届ける素晴らしいパフォーマンスでした。

このイベントの始まりは1977年。グアムの日本人が「子どもたちに日本の祭りを体験させたい」と企画したホテル・オークラ駐車場での小さな祭りでした。その後、参加者が増え続け1983年からはイパオビーチパークで開催されています。これからも文化交流の場として長く続いてほしいですね。旅行で訪れる方も、機会があればぜひグアムならではのお祭りを体験してみてください。日本とはひと味違う楽しさがありますよ。
<インフォメーション>
第44回 グアム日本人会 春祭り(Guam Japan Festival)
開催日: 2026年4月11日(土)
会場: イパオビーチパーク(Governor Joseph Flores Beach Park)
時間: 15:00〜21:30
入場: 無料