ハガニア観光スポット
自由の女神(Statue of Liberty)
グルメにショッピング、ウォーターアクティビティにランドアクティビティと、グアム旅行の「したいことリスト」にはたくさんの項目が並びますが、せっかくグアムに来たのなら外してほしくないのが観光。
長い歴史を持つグアムにはその時代時代の面影を残す観光スポットが島各所に点在しています。グアムに来たのならもっともっとグアムを知ってほしい、そんな思いから観光スポットを1つずつたっぷり紹介していきたいと思います。
まずはハガニア地区にある自由の女神(Statue of Liberty)。
自由の女神といえばアメリカ ニューヨークにある自由の女神像が有名です。アメリカ合衆国の独立100周年を記念してフランスから贈呈され、今やニューヨークの一大観光スポットとして知られています。
グアムの自由の女神は残念ながらそのような壮大な歴史秘話があるわけではありませんが、ハガニア地区のパセオ公園内、アガニア湾に突き出た先で海に向かって凛々しい姿を見せています。
ニューヨークの像は台座を含め地上から測ると高さは305フィート(約93m)、像だけで115フィート(約46m)ほど。グアムのものはその10分の1程度と言われていますが、資料によっては台座を除き約8フィート(約2.5m)と書かれているものも。せっかくなら正確な高さを明記しておいてほしいですが、それでも下から見上げるとなかなかの迫力があります。
さて、この像ですが、1950年アメリカボーイスカウト(The Boy Scouts of America)から贈られました。この年、創設40周年を迎えたアメリカボーイスカウトではストゥレンクスン ザアームオブリバティー(Strengthen the Arm of Liberty)という記念プロジェクトを実施。そしてニューヨークの像のレプリカ200を、アメリカの39の州と領土に寄贈したのです。グアムにもこのプロジェクトによって寄贈されました。
この時の記念板には「アメリカ合衆国の自由を勝ち取った我々祖先の信念と勇気を讃え、アメリカボーイスカウトは永遠の忠誠の誓いとして自由の女神の複製を贈ります」と書かれていたそうです。
「この時の記念板」というのも、1990年に落書きや破損等の被害に遭い、現在の像は新しく取り換えられたものです。
観光スポットが点在するハガニアの中で、歴史的なストーリーがないためか取り上げられることの少ない自由の女神。しかし、美しい芝生に囲まれ、夕刻にはサンセットを楽しむことができる場所。また、パセオ公演内には遊具を設置した公園があり、チャモロビレッジもあります。ぜひハガニアを訪れた際には自由の女神を一眼見てくださいね。