>　グアムが誇る自慢のビーチ、リティディアンビーチ

グアムが誇る自慢のビーチ
リティディアンビーチ

グアム島最北のビーチ、そしてグアムで最も美しいビーチとして知られるリティディアンビーチ（Ritidian Beach）。タモンからは45分ほどのドライブが必要になりますが、数年前にビーチへ続く道路が舗装され、随分運転しやすくなりました。潮流が速く遊泳には不向きのビーチですが、その美しさを自分の目で見て、写真に収めるだけでも価値のあるビーチです。
 

リティディアンビーチヘは、マリンコードライブをひたすら北へ走らせ、アメリカ空軍基地を超えてさらに北上して「ルート3A」へ、
 

もしくはマリンコードライブをタモンから北に向かって走り、マイクロネシアモールを超えた信号を左折してひたすら走り「ルート3A」へ入ります。
 

ここまで来るとあとは一本道。行き交う車はほとんどなく、快適なドライブが楽しめる道です。しかし、途中から急な下り坂やカーブがあるので要注意！下り坂からはとっても美しい景色を見ることができますが、路肩に駐車はできませんので、ドライバーの人は運転に集中してくださいね。
 

リティディアンビーチはグアム・ナショナル・ワイルドライフ・リフュージ（Guam National Wildlife Refuge, グアム国立野生動物保護区）の中に位置し、USフィッシュ アンド ワイルドライフサービス（United States Fish and Wildlife Service, アメリカ魚類野生生物局）によって管理されています。道の行き止まりにはこちらの建物、ナチュラルセンター（Natural Center）が目の前にあり、車でそのまま左へ進むとビーチです。
 

こちらのナチュラルセンターもぜひ立ち寄ってほしいのですが、まずはビーチへ。
 

ビーチへ向かう途中、警告旗が出ているので必ずチェック。今日は黄色、危険度は中程度です。もともと潮の流れの強いところなので、緑旗であっても要注意。黄色旗であれば水に入らない方がいいでしょう。
 

ビーチ用駐車場の近くに、ネットで覆われた倒木がありました。これが何か分かりますか？この倒木はヤシの木。ヤシの木を枯らしてしまうライノビートル（Rhino Beetle）という外来種の昆虫を駆除するためのものです。
ライノビートルの駆除については以前紹介した ヤシの木を守ろう！グアム日本人学校幼稚部プロジェクト の記事をご覧ください。
 

グアムのように小さな島にとって外来種の被害は深刻で、観光客によく知られるココバード（Ko’Ko’Bird）もそのひとつ。この場所がグアム国立野生動物保護区ということもあり、ライノビートルの駆除が行われています。
 

道の右側にビーチ用の駐車場があり、ここから歩いてジャングルを抜けるとビーチです。生い茂った葉が木陰を作ってくれています。
 

ジャングルを抜けるとこの景色！海は2種類の青色、キラキラと輝く水はとっても透明。砂もサラサラです。水の中へ走り出して行きたい衝動に駆られますが、今日は黄色旗。
 

周囲には何もなく、もちろんビーチアクティビティなどもなく、ただ海を見て楽しむだけのビーチですが、見ているだけで、波の音を聞いているだけで十分癒されます。
 

平日は特に人が少ないので、車内に貴重品をおいたり、車の施錠忘れなどには注意が必要です。できるだけ大人数で出かけることをおすすめします。また、ナチュラルセンターへと続く道中にはゲートがあり、開放日であっても天候により閉まっている場合があります。

Information

施設名：グアム国立野生動物保護区（Guam National Wildlife Refuge）
開放時間：水〜日曜日7:30AM〜4:00PM
定休日：月・火曜日
電話番号：（671）355-5096
URL：https://www.fws.gov/refuge/guam
 
 

2022/05/25 グアム Island Time

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