チャモロマンスイベント
ヤシの葉編み体験に挑戦!
昨日に続き、今日もチャモロマンスのイベントを紹介します。今回はヤシの葉編みを体験できるイベント。さてさて、上手にできるかな?
教えてくれるのはトーマスさん。お手製のヤシの葉で編んだ帽子を被って登場です。
集まった30人ほどの生徒を前に、バスケットの作り方をわかりやすく説明してくれます。まずはこうして…、次はこうやって…と、見ていると簡単にできそうですが、実際やってみると難しい…。
ヤシの葉で魚や花を作ったことはあるという小学生の男の子。バスケットを作るのは初めてです。最前列で説明を聞いたものの、実際やってみるとまったくわからない…。マンツーマンでもう一度説明を聞きます。
どの葉をどこに持っていけばいいのか、一つひとつゆっくり確認しながら進めます。
参加者の多くはローカルの人ですが、グアムに住んでいてもヤシの葉編みをする機会はほとんどありません。トーマスさんは大忙しで、参加者一人ひとりにマンツーマンレッスンです。
しばらくする、バスケットらしくなってきました!この調子でどんどん編んでいきます。
「できた?」とトーマスさんが日本語で話しかけてくれました。「上手!上手!」とお褒めの言葉をいただいて、最後の仕上げ方法を聞いていきます。
完成まであと少し!きっちり仕上げをしたら完成です。
「できた!完成!」と喜んでいたら、トーマスさんが「もう1個?」と声をかけてくれたので、2個目に挑戦。
2回目はトーマスさんの助けを借りることなく、でも一つひとつ確認しながら編んでいきます。
子供は覚えるのが早い!器用に編んでいき、かかった時間は10〜15分ほど。男の子の左手に持っているのが初めて作ったもの、右手が2個目。2個目の方が断然形も整って上手にできました!
トーマスさんからも「Good job!」と言っていただきました!
葉編みの作品は1〜2日ほど冷凍庫に入れておき、その後日影で干しておくと、緑の葉が茶色になってもボロボロになることなく、長く保てるそうです。
グアムに住んでいるからといって、誰もがヤシの葉編みをできるわけではありません。参加したローカルの人たちも楽しそうにしていました。
このようにチャモロの文化や先人の知恵を体験できるチャモロマンスのイベント。来年の春休みはぜひグアムへ。一緒にチャモロ文化を楽しみましょう!
今回、参加したイベントはこちら。
3月の毎週土曜日、11時からサガン・コツゥラン・チャモロ・カルチャーセンター・グアム(Sagan Kotturan Chamoru Cultural Center Guam)にて開催されています。